洗濯の室内干しのススメ
良く晴れた日に、庭先やベランダに干して太陽の光をたっぷりと当てて乾かした洗濯物は、やはり気持ちがいいもの。ところが、雨の日は洗濯物を外で干すことができません。そこでおすすめしたいのが、ハンガーラックを使った室内干しです。実はこの室内干し、直射日光に当てないため洗濯物が変色したり、色落ちしにくいというメリットがあります。
"でも室内だと乾きにくいし、嫌な臭いが付きやすい"と考えている人がいるかもしれません。室内干しは、ちょっとした工夫でとてもよく乾かすことができるのです。特にお洒落着の洗濯には、繊維が傷みにくい室内での陰干しがおすすめです。
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突っ張りタイプのハンガーを窓際に設置すれば、風をうまく取り込んで乾かすことができます。 |
洗剤選びと干し方に注意
陰干しする際にまず注意したいのが洗剤選びです。最近は、室内干しに適した洗剤も売りだされています。また、木綿、ウール、シルクなどそれぞれの繊維に合った洗剤を使うのもポイントです。洗濯機で汚れを落とすためには、洗濯槽一杯に洗濯物を入れずに7割程度くらいまでに抑えるようにしましょう。粉末洗剤の場合は、洗濯物よりも先に水の中に入れて十分に溶かしてから使うようにします。
洗濯物の乾き方は、温度や湿度によっても違いますが風通しの良さが左右します。室内干しで洗濯物に嫌な臭いが付くのは、乾ききる前に雑菌が繁殖してしまうからです。そのため、風通しが良くなるように洗濯物同士の距離を空けて、できれば10センチ以上は離して干すようにします。例えば、配線をまとめる結束バンドなどをハンガーラックのポールに等間隔に巻いておけば、ハンガー同士がくっつきません。
また、細い針金ハンガーは洗濯物の表と裏がぴったりと張り付いてしまうので、生地の表と裏に隙間ができるぐらいの厚みのあるハンガーを使うようにすると乾きやすくなります。
室内もできるだけ清潔に
ハンガーラックを置く位置は、できるだけ風通しのよい場所を選ぶようにします。室内で風を通すためには、外との出入り口を2カ所以上作ることがポイントです。換気扇の下などもおすすめスポットといえるでしょう。また梅雨時は、エアコンのドライ機能を使って室内の湿度を下げると、より早く乾かすことができます。
洗濯物の臭いの原因は雑菌の繁殖なので、洗濯物を干している室内はできるだけ清潔に保つことも肝心です。ハンガーラックNEXTでは、洗濯物が重ならないよう段違いで干せる、陰干しに最適なハンガーラックも用意しています。
ハンガーラックを利用した陰干しで洗濯物をきちんと乾かして、雨の日や梅雨の時でもさっぱりとした気分で過ごしたいものです。
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洗濯物を干す高さを変えることで風通しがよくなり、よく乾きます。 |
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