「自由に移動できること」が条件
大半のハンガーラックには、キャスターが付いています。キャスター付きの最大のメリットは、楽に動かせること。天井と床に固定する突っ張り式のものやポールハンガーなどはその機能面から例外的な位置づけになりますが、やはり「自由に移動できること」が使いやすいハンガーラックの条件と言えるでしょう。
まとめると意外に重い衣類
みなさんは、衣類の重量についてご存知でしょうか? 主な種類に関して、おおまかな参考値(1枚・1着あたり)を以下にまとめてみました。
・Tシャツ:200g
・デニムスカート:500g
・ジャージ(上):500g
・ジーンズ(下):700g
・パーカー:700g
・ロングコート:1500g
・スーツ(紳士用上下):2000g
一枚一枚をとってみればそれほど重量のない衣類ですが、ハンガーに何着もかけると想像以上に重くなります。スーツを10着かけると、それだけで20kg前後になってしまいます。さらに30kg、40kgと重量が増すと、出し入れも至難の業。足の指をぶつけたり、腰を痛めたり、転倒したりといった危険があるので、無理は禁物です。
こんな場合でも、キャスター付きのハンガーラックなら女性一人の力で移動させることができます。掃除したいとき、部屋を模様替えしたいときでも簡単です。
かける衣類が多い方には…
それぞれのハンガーラックには、耐荷重が設定されています。これをオーバーすると壊れてしまう可能性があるので、あらかじめたくさんの衣類をかけることがわかっているなら、より頑丈なスチール製のものをご購入ください。当店には耐荷重80kgのものもありますので、安心して衣類を保管することができます。
デザインを選ぶ楽しみも
ハンガーラックには、さまざまなデザインのものがあります。高さ調節が可能なもの、木製のもの、カラフルなもの、円形で360度衣類をかけられるもの、そしてカバー付きのもの。
お部屋のインテリアやスペースなどに合わせて、お好きなタイプを選んでいただけます。これらにキャスターが付いていれば、来客などで部屋を広く使いたい場合にもすぐ転がして別の部屋に移動できます。
キャスター付きのハンガーラックを選ぶ際には、キャスターにストッパーがついているかどうかも確認しましょう。ストッパーがあることで、転倒などを防止することができます。 |